美白成分の種類 [基礎知識]
ビタミンCやハイドロキノンを初めとして、「美白成分」と呼ばれる化粧品成分があります。これらの美白成分は大きく2種類に分けられるんです。その違いを知って使い分ける事が重要です。
1.メラニンを作らせない成分
シミの“原料”はメラニン色素です。メラニン色素を減らせれば、それは美白効果があるということですね。
メラニン色素の生成反応をコントロールしているがチロシナーゼという酵素です。チロシナーゼが働かなくなると、メラニン色素の量が減るのです。
そのような作用を持つ代表的な成分がビタミンCです。その他に、最近注目のシムホワイト377やメタロチネインなど、いろいろな成分がこの作用を持っています。
2.メラニンを漂白する成分
すでに存在するメラニン色素を何とかしたい場合に有効な成分です。このタイプの成分で最強なのはハイドロキノンですね。ハイドロキノンは濃度が高いと肌への刺激が強くなり、副作用も心配になってきます。もっとも、市販されているのは、濃度が低いものだけ(のはず)です。